2013年1月21日月曜日

Rackspaceが新しいデータセンターではOCF-based Serverを使用と発表

米大手ホスティングサービスのRackspaceがOCF-based Serverを使ったDCを東海岸にローンチするとOpen Compute Foundation summitで発表したそうな。

http://www.infoworld.com/d/computer-hardware/rackspace-follows-in-facebooks-footsteps-plans-build-own-servers-211190

簡単に概要を書くと

  • OCFはGoogleやGoldman Sachs, eBay, Intel等によって設立された、コンピュータHWの標準化を進める団体
  • 今回RackspaceはDellやHP, Ciscoから買うより安くサーバを調達できる。
  • このDCではOpenStackをフルに使って運用するよ。
  • Network Componentsに関しても、議論を広げるべきと考えている。

3つ目のポイント、OpenFlowやSDNの議論でも当初、ネットワーク機器もCommodity化でHWの価格が下るみたいな議論(売り文句?)があった。実際にはまだSDNは運用例が少なく、まだCapexの低下には寄与して無いみたいだ。(Opexは分からない、低減できてるかも:GoogleのG-scaleは既に運用されている)

いろいろなベンダーがNetworkデバイスもベンダーから購入するのではなく、エンドユーザが直接コンポーネント集めて、ルータやスイッチを作ってしまう日がくるのだろうか?

そんな時代が来た時、

  • 自前でサーバ作れる規模にないDCは、作れる大規模DCに勝てるのだろうか?
  • コンポーネントベンダーはネットワークベンダーとエンドユーザ(DC事業者)のどっちの言い分を取り入れて、製品を作るだろうか?
  • 結果できた物がメガDCでない事業者やサービスプロバイダの期待するものになっているだろうか?


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